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ザイン丸
第4話「師の影、弟子の光」
ザイン丸
第4話「師の影、弟子の光」
Master’s Shadow, Disciple’s Light
「この気配…まさか…!?」
「久しいな…ザイン丸。わしの弟子よ。」
「し、師匠…!? なんで…なんであんたが…!」
「ザイン丸、剣とは何や?」
「人を守るための…力、ですか?」
「そうや。剣は人を守るためにある。決して、己の欲のために振るうてはならん。それを忘れるな。」
「なぜや…なぜ救えへんかったんや…!」
「この世界は…間違うとる。人の心は弱すぎる。感情が…苦しみを生む。」
「わしは…完全な秩序を作る。苦しみのない世界を…動力炉の力で。」
「ザイン丸よ。お前に教えた正義は…無力やったのや。」
「師匠…」
「人の心は弱い。自由は混沌を生む。わしは完全な秩序で、この世から苦しみを消し去る。動力炉で全ての感情を制御し、完璧な世界を作るんや。」
「それは…間違うとる! 正義は…人が決めるもんや。機械やない!」
「師匠、あんたの教えは今でもわての中に生きとる。せやけど、あんたの選んだ道は…わてが止めなあかん!」
「…そうか。ならば、剣で語り合おうやないか。」
「くっ…! 師匠の動きが…読めへん!」
「お前に教えた技…全て見切っておる。」
「わては…あんたから学んだ。せやけど、わてはわての道を行く!」
「!? この光は…!」
「師匠…わてにも分かったで。」
「あんたが教えてくれたんは、技だけやない。人の心の強さや。人の心の光や!」
「お前は…わしを超えたな…」
「師匠…! 師匠ォ…!」
「これが…わしの望んだ…弟子の姿か…」
「ザイン丸…お前の道を…行け…」
「師匠…ありがとうございました…」
「ザイン丸さん…!」
「よくやった、ザイン丸。お前は…本物の侍や。」
「動力炉は完全に停止しました。もう、誰も支配されることはありません。」
「もう…行ってしまうんですか?」
「ああ。わての旅は、まだ終わらへん。」
「師匠、わてはあんたの教えを胸に、わての道を行きます。」
「またな、ザイン丸。この村は、わしが守る。」
次回予告
しかし、動力炉の技術は、この地だけのものではなかった…
海を渡り、新たな地へ。
ザイン丸の前に立ちはだかる、新たな敵とは!?
次回、第5話「海を渡る影」
Coming Soon…
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